◆◆◆ 世界文化遺産の縄文遺跡 編 ◆◆◆
ようこそ、津軽海峡縄文ワールド へ
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「北海道・北東北の縄文遺跡群」は
2009年1月5日ユネスコ世界遺産センターの
「世界遺産暫定一覧表」に記載され、
北海道・青森県・岩手県・秋田県の1道3県は,
2015年の本登録をめざしています。
世界文化遺産を目指す遺跡群
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世界遺産暫定一覧表に記載された資産の概要について
[資産の概要]の・・・抜粋・・・
縄文文化は、完新世の温暖湿潤の気候のもとで成立した生態系の中で、自然との共生のもと約1万年もの長きにわたり営まれた、高度に発達、成熟した定住的な、狩猟、採取、漁労文化であり、我が国の歴史の大半を占めるものである。
ヨーロッパや大陸の先史文化と比較すると、本格的な農耕と牧畜を持たず、
新石器時代の文化としてはきわめて特徴的な様相を呈している。
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「世界遺産暫定一覧表追加資産に係わる提案書」本文 (PDF)
「世界遺産とは」
1960年、エジプトでアスワン・ハイ・ダムの建設により、水没するアブ・シンベル神殿などの遺跡を、ユネスコは60カ国の援助をうけて移設しました。
そして、1972年の第17回ユネスコ総会において「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)」が成立しました。
各国は推薦する遺産をまとめた「世界遺産暫定一覧表」の中から、条件の整った案件の推薦書を「ユネスコ世界遺産センター」に提出します。
文化遺産−国際記念物遺跡会議
自然遺産−国際自然保護連合
が調査を行い、「世界遺産委員会」にて最終決定されます。
世界遺産は、文化遺産・自然遺産・複合遺産の3種類に大別され、「北海道・北東北の縄文遺跡群」は文化遺産への登録を目指しています。
● 「ユネスコ世界文化遺産」への登録を応援し
列島の北の大地の物語を
津軽海峡北岸の
函館から送ります
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さて、ではなぜこの津軽海峡を挟んだ、これらの遺跡を包括して一群としたのでしょうか、それは、バケツ状の形をした円筒容器の土器の使用圏なのでした。
その形状は、初めはそっけない「円筒下層式」で、その後上部に突起がついた「円筒上層式」のタイプに変わりました。
不思議なことに、この「円筒容器土器」は、先駆する型式もなく突如出現したのでした。
続きは、「蝦夷が島の遺跡」編を参照ください。
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